糖尿病をかかえる方は、血行や神経の障がい、感染のしやすさ、キズの治りにくさから、
足に潰瘍や変形などの病変(糖尿病足病変)をおこしやすい状態にあります。
ご本人が気付かない小さなキズやタコから、足の切断にいたることも多くあります。
靴型装具や足底装具を生活にとりいれて、足の健康を守りましょう。
足や指に変形がある、足の感覚が無いなど、市販の靴では足の保護が難しい方へ、足に合わせた靴を製作します。室内履きの製作も行っています。
足底にかかる圧力を分散し、キズやタコを予防します。市販の靴に入れて使用します。
足に潰瘍ができてしまった際の治療に使用します。患部の負荷を軽減し保護することで、潰瘍の拡大を防ぎます。短期間でのお渡しが可能です。
足病変の予防や治療には、足底や患部にかかる圧力を減らすことが重要です。計測装置を使って足底にかかる圧力を確認し、装具の調整を行います。
糖尿病足病変の予防や治療に適した、細菌が繁殖しにくく、浸出液が付着した際にも硬化しにくい材料を使用しています。柔らかさの違う、複数のクッション材を組み合わせて圧力を分散します。
糖尿病足病変の装具の製作には、健康保険制度の利用が可能です。
平成28年度より、1年間に1足の頻度で保険制度を利用した装具の製作が可能になりました。
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